スポーツ傷害での痛みの常識を変えるＦＤＭ（ファシア）の施術

FDMってなあに

FＤＭ施術は、Fascial (ファシア、筋膜) の Distortion (歪曲、損傷)を  Model (どのようなかたちで変形しているのかを理解して)　 Treatment (施術する)ことです。それは１９９１年にアメリカの救急医療センターでスティーブン・ティパルドス,D.O.によって考案された、新しい先進的な手技技術です。（※「ＦＤＭ」は創始者スティーブン・ティパルドス,D.O.とその継承者の田中啓介,FDM.O.の商標登録です）

FDMはとくにスポーツでの損傷や障害による足首捻挫・シンスプリント・腰痛・肘、膝の痛み・手足の痺れなど、多くの損傷による痛みを取り、いち早いスポーツ現場への復帰に貢献しています。

FDMはカイロプラクティックや各種の矯正法、鍼灸、マッサージ、筋膜リリース、かっさ、指圧、つぼ健康法、リンパドレナージ、気功、各種生体とは全く違うものです。
 

ファシア（筋膜）の損傷を整復します

これまで接骨院の施術の対象は大まかに言うと筋肉・腱・靭帯・関節・骨でした。がＦＤＭはこの対象にファシア（筋膜）を加えます。ファシア（筋膜）は体中のいたるところにあり、体中の臓器を包んでいます。痛みのほとんどはこの筋膜で発信していますので、損傷したファシアを整復し元に戻してあげることが出来れば発信している痛みは消えてしまいます。この筋膜と痛みの関係を基本に施術をしていくことが先進的な技術と言えます。
 

筋膜の歪曲に合わせて数十の手技技法があります

ＦＤＭの手技は肩こりにはこう、腰痛にはこうしてというような決まった施術パターンがあるわけではありません。肩こりでも腰痛でも手首の痛みでも、その人のFascial Distortion（筋膜歪曲）の形を見極めその歪曲を戻すための施術を行います。なので一人一人痛みが違うように、施術で使うテクニックもお一人お一人違います。テクニックも複数あり、必要なら数十のテクニックを使います。
 

スポーツ損傷と相性が良い施術です

スポーツでのケガは、できるだけ早く治したい、一日も早く練習したいなど、スポーツを継続することを念頭に置いた施術になります。当然大きな損傷は完治するのに時間がかかりますが、足首捻挫や突き指、シンスプリントなどの疲労による痛みなどは通常数週間かかって治すことが多いのですが、筋膜の歪みの強い場合は筋膜の歪みを修復することで痛みは消え、数日で練習に復帰することも可能です。

またオスグッドやテニス肘・ジャンパー膝などもFDMの考え方で施術すれば比較的短期間で練習に復帰できています。
 

施術は直接手技で行い、冷却や電気による物理療法は+αです

施術中は筋膜に働きかけるために直接肌の上から施術をします。ですので衣服は上半身の痛みなら首の広くあいたＴシャツやタンクトップ、腰や足の痛みの時は短パン等に着替えていただきます。施術中や施術後には、どのくらい回復したか可動域を見るために動いていただくことも多くありますので、動きやすい衣服でご来院ください。
氷による冷却や必要ならテーピング、また電気による物理療法を行うこともありますが、手技による施術がメインですので他はオプションになります。
 

熟練者の技術で劇的に痛みが改善します

経験を積んだ施術者ほど痛みの歪曲を早く見つけ、適切なテクニックで施術をします。そうすれば、痛みはビックリするほど早く、劇的に改善します。初めてＦＤＭに出会った患者さんほど痛みに対する常識が変わります。